12月10日、ウクライナから東北大学に避難留学している学生との交流会を行いました。夏に行った本学学生によるウクライナ被災学生への募金活動がきっかけとなり、東北大学国際サポートセンターの提案で実現したものです。当日は2人の留学生と通訳の研究者、東北大のボランテイアの学生、本学の学生及び学長、職員、総勢30数名が参加しました。ウクライナの現状の説明では、生々しい戦争の悲惨さを改めて知らされました。さらに日本でも有名なウクライナ民話「てぶくろ」の絵本読み聞かせの実演では、真剣なまなざしで聞いていた避難学生の姿が印象的でした。全体として和気あいあいの雰囲気で学生たちの懇談やゲームも行われましたが、参加者はあらためて平和の思いをかみしめたひと時でした。