教員

本学の学生の多くは、幼稚園の先生や保育所の先生(いわゆる「保育者」と呼ばれている。)を希望しています。未来に同じ夢を持つ人たちの集まりです。
ただし、様々な出身地からやってきて、それぞれ異なる生活体験と多様な興味関心を持つ人々の集まりでもあります。大学とは未知なるもの、異文化との遭遇なのです。

このような状況で必要になるのは、「コミュニケーションツールとしての日本語」への発想の転換です。言葉の学習は「読む」「書く」「聞く」「話す」の四要素に分けられます。ただし優先順位があります。「読」めなければ「書」けないし、「聞」けなければ「話」せないのです。つまり、まずなすべきは教材などの文章の読解力と、教員が授業で話すことを理解する「傾聴力」を磨くことです。それでは具体的にどうすればよいのでしょうか?

保育科長 教授 大平雅弘

一つ目は、ともかくわからない言葉が出てきたら辞書(便利なのは電子辞書)をたくさん引くことです。二つ目は読書をすることです。読書がおっくうな人へのおすすめは、新聞を隅から隅まで読むことです。この二つが習慣になれば、語彙が増え、読解力も飛躍的に伸びます。

これらのことを確実に実践していけば、教員の講義や他の学生の発表をしっかりと理解できる「聞く力」も身についてくるはずです。

Teacher’s Voice:教員の声

北澤和美先生
私は「乳児保育」と「身体表現」を担当しています。保育者としての実践力を培える指導を心がけています。
子どもたちと共に時間を共有し、その援助にあたる保育者という専門職をめざす者にとって、乳幼児の心身の発達とその特性、運動機能の発達を理解することは、必須のことです。
それらの発達や特性をしっかりととらえた、保育者としての役割、保育の意義や運動・遊びの意義など、学ぶことが盛りだくさんですが、2年間で保育者としての基盤をしっかりと学び取り、実践力を高めていただくことを目標に講義や演習に取り組んでいます。
齋藤亮一先生
私の担当教科は「家庭支援論」「保育内容演習・人間関係」です。信頼される保育者を養成する教育をモットーに日々学生と向き合っています。
保育を取り巻く環境は近年大幅に変わってきており、時代のニーズに対応した室の高い保育者が求められています。保育者の仕事は人の一生において、幼児期が心情、意欲、態度、基本的生活習慣など、生涯にわたる人間形成の基礎が培われる重要な時期であることや、幼児期における教育が、その後の人間としての生き方を大きく左右する重要なものであることを認識し、子供の育ちについて専門的に支援することにあります。
齋藤 寧先生
私は「保健体育」「保育原理」「保育指導法の研究」を担当しています。日々「保育者に求められるのは……」と自問しながら指導にあたっています。
子どもを取り巻く環境がめまぐるしく変化している中で、保育の担い手として保育者の役割には大きいものがあります。保育者として必要な知識・技術を身につけ実践できることや子どもをどのように理解するかはもちろん、子どもたちや保護者に対して「広い心で、豊かな心で、暖かな心で、そして笑顔で」寄り添い受け入れることができる豊かな人間性が求められていると思います。
みなさん、自分の健康や体力に自信がありますか?
「保健体育」では運動することの壮快感を味わうことや生涯体育についても考えます。さらには健康維持や増進のために運動や食事・睡眠の大切さを理解し、生活に活かすことを考えて取り組んでいきます。
「信頼される保育者、心身共に健康で笑顔で子どもに関わることのできる保育者」を目指したいものです。

石森小緒里先生
担当教科は「造形表現」です。「自己を表現することはまっすぐ生きること」これが私の思うところです。
嬉しいときは身体全体を使って喜び、笑い…悲しいときは全身を震わせながら泣く。そんなふうに自分の感情に対して正直にふるまう素直な子どもたちの確かな成長を間近で楽しむことができるのが保育者の仕事です。では、いつから私たちは自由に表現することに臆病になってしまったのでしょうか?
私の担当する「造形表現」では人間だれもが持っている「個性」を自由に表すことの楽しさを体感しながら、子どもたちにとっての表現活動がより豊かなものになるよう手助けすることを目的として、様々な課題作品に取り組んでいます。

特徴のある先生はまだまだおられます。随時指導ポリシーなどを更新・公開していきます。
また先生方が取り組んでいる研究については専用ページにて抜粋を掲載しております。