令和7年度みやぎ県民大学開放講座(全4回)が無事に終了いたしました。
第1回目は早坂俊一郎講師による、「どんぐりを使って、置物を作ろう」でした。どんぐりは、講師自ら泉ヶ岳に行き、採取したものを煮沸消毒、乾燥したものを使用しました。はじめに本学学生が作成した作品例を見本に受講者はイメージを膨らませていいき、自分のイメージに合った大きさのどんぐりや松ぼっくりを選び、作業に取り掛かりました。どんぐりは小さいため、絵を描くことに苦戦していましたが、何個か描いているうちは慣れ、コースターの上には、トトロやハロウィン、サンタクロースが描かれたどんぐり達が並び、とても可愛い置物ができました
第2回目は、澁谷榮昭講師による「みやぎの神楽と鬼」では、“鬼”の付く言葉は…の問いに、「オニヤンマ、鬼に金棒、鬼の居ぬ間に洗濯…」等、様々な言葉が出て笑いがおきました。次に、東北六県の鬼、みやぎの鬼について、神楽の話になりました。みやぎの神楽には、伊勢流神楽、出雲流神楽、南部神楽等があり、台詞のある南部神楽、和太鼓や笛が特徴の法印神楽、黙劇が特徴の十二座神楽など映像を使っての紹介がありました。受講者のみなさんは、自分の好みの神楽の話をして盛り上がりました。
第3回目は、志賀理恵講師による「えんとつ町のプペル」で学ぶ英会話でした。講師の自己紹介から始まり、近くの受講者同士が、簡単な英語を使っての自己紹介(挨拶、名前、趣味)を行いました。久しぶりの英語で最初は戸惑いも見られましたが、段々と笑顔になり、ジェスチャーをつかって挨拶を楽しんでいました。次に「えんとつ町のプペル」の絵本の紹介し、日本語版での読み聞かせの映像を視聴しました。プペルとルビッチの自分を信じる気持ち、お互いを助け合う気持ちに涙する受講者がおりました。最後にコロナ禍で上演できなかったミュージカルのテーマ曲の一部をみんなで合唱し、和やかに終了しました。
第4回目は、高橋裕彦講師による「シネマトーク~戦艦ポチョムキンから始まる映像心理楽~」。初めに、映画の歴史、モンタージュ理論について学び、戦艦ポチョムキンの6分間の映像は、編集によって恐怖・怒り・悲劇性を最大限に引き出された映画であることを学びました。その後、ゾエトロープを作成した。最後に事前に受講者から提出していただいていたアンケートを基に、心に残る映画について、みんなで語り合いました。受講者は、「この映画を見てみたい」などと話しながら、和やかに終了しました。

























