生活圏の歴史、色の体験、身近な社会保障などを学ぶことで、ひとしきりご自分の学びの輪広げていただけたのではないかと思います。
第1回講座「古川の歴史探訪ーその1」
(平成26年8月27日)
第1回目は本学の北澤和美教授が「古川の歴史探訪」と題して、大学の近辺の荒雄神社の建築様式や祥雲閣の日本庭園の特徴、長瀬の船着場跡について予備知識を座学しました。その後、探訪へ! 受講生は、実際に建物を目の前にしながらの説明に熱心に聞き入っていました。
第2回講座「古川の歴史探訪ーその2」
(平成26年9月3日)
古川の歴史探訪2回目はスクリーンに映し出される映像を使って古川の町中を歴史探訪。
古川駅からスタートしていきます。古川は東北本線が古川を通らなかっため馬車鉄道が開通したこと、台町通りにはそれをかたどったガードレールがあるというエピソードが紹介されました。続いて十日町の吉野作造生家跡、古川学人、七日町の緒絶橋、歌枕などなど。歴史クイズを交えながら講義が進行しました。
受講生の中には熱心にノートをとる姿も見られました。
第3回講座「色彩表現の基礎」~三原色から生まれる世界~
(平成26年9月10日)
本学の石森小緒里講師が色の三原色体験を準備しました。
生活の中にはたくさんの色が存在し、無意識の中で私たちは色を選んでいたり、色を感情と結び付けていたりしています。冷たく感じたり、あったかく感じたり・・・・・。
2枚の同じような絵、ボールの色だけが違います。ビルデングの落っこちそうなボールどちらが危ないと感じますか?
絵は描き始めると面白くてやめらいない!そんな声も聞こえましたが、楽しすぎて終了時間が迫ってきます。燃えるような、トマトのような、夕日を描くのは宿題となりました。
第4回講座「色彩と脳との関係性」~ぬり絵による脳の活性化の秘密を体験する~
(平成26年9月17日)
ぬり絵なんて何十年ぶり?
ぬり絵には脳を活性化させる秘密があることがわかってきたそうです。ぬりえ作品を完成させるためにドーパミン(幸福のホルモン)が脳からでてくるらしいのです。
描き始めたら無心になって心が解放されていくのが感じられた人も。薔薇の曼陀羅の完成作品。すばらしいですね。
それぞれの作品に対しての先生のコメントで褒められて受講生は有頂天。。 実は石森講師はカラーセラピストでもあるのです。
第5回講座「社会保障制度~現代社会とくらし~」
(平成26年9月24日)
本学小玉幸助講師による現代社会に問いかける講座です。
少子高齢化社会の日本、豊かな国なのか貧しい国なのか、現代社会のくらしについて法的根拠から考えてみませんか・・
身近な問題であるので、問いかけられた受講生は、少々頭を抱えながらも、真剣に表情を見せていました。
第6回講座「精神科リハビリテーション」
(平成26年10月1日)
小玉講師による精神科リハビリテーションについての講義です。
統合失調症、うつ病、認知症など、自分を含め家族や身近な人たちに発症する可能性のある疾病のことだけに、質問もたくさんありました。すべてが同じ症状や対応で済むことではないだけに回答は難しいものでもありましたが、担当講師は親身になって答えを考えていました。