アーカイブ:2013年みやぎ県民大学開放講座

2013年度みやぎ県民大学開放講座は「いやしの学び」をテーマに6回講座で開講しました。

第1回講座「社会保障について」-1

(平成25年8月28日)

初回は開講式の後、早速「社会保障について」と題し、医療・福祉の財政と最近の医療福祉の事情を中心に、本学の小玉幸助講師が講話しました。受講生は身近な内容に興味深く聞き入っていました。また、講義の合間には運動指導等を交え、終始なごやかな雰囲気で講義が進行されました。

第2回講座「高次脳機能と精神科リハビリテーションについて」

(平成25年9月4日)

第2回講座は第1回に引き続き本学の小玉幸助講師が担当しました。
考える、記憶する、言語を発するなどの高次の脳を持つヒトの脳の働きについて説明し、更に実際に”脳トレ”を紹介しました。また、精神科リハビリテーションについては「統合失調症」や「新型うつ病を含む気分障害」、「アルコール依存症」など精神疾患の内容と最近の精神保健福祉分野の研究を交えながら講義が進行されました。

第3回講座「ラムサール登録地化女沼の自然環境と保全(その1)」

(平成25年9月11日)

ー化女沼に見られる水生植物ー

大崎市古川の北部にある化女沼は、平成20年10月にラムサール条約湿地として登録されています。
その登録の際に化女沼の自然環境を調査し甚大なる力となった本学の髙橋和吉講師の講座です。
化女沼には700種をこえる植物、110種以上の鳥類などが確認されており、中には貴重な種類も多く大変自然の豊かな所です。そこに生息している植物を手に取りながらの詳しい説明に、受講生の皆さんは熱心に聞き入っていました。

第4回講座「ラムサール登録地化女沼の自然環境と保全(その2)」

(平成25年9月18日)

ー化女沼に来る渡り鳥・生息する外来魚ー

化女沼は特に亜種ヒシクイ、マガン、オオハクチョウなどのガンカモ類の越冬地として全国でも重要な沼となっています。
また沼に生息する外来魚(オオクチバス・ブルーギルなど)が繁殖し9割を占めており、在来種の保護のために3年前から駆除活動をおこなっています。
化女沼の自然環境保全に努めている様子をスライドを交えての詳しい説明に、受講生は興味深く聞き入っていました。

第5回講座「日常生活に必要な基本的マナー」-1-

(平成25年9月24日)

今回から2回連続で本学の中鉢美喜子講師の講座です。中鉢美喜子講師は本学では「社会常識論」の科目で
日常生活に必要なマナーなどを講義しています。また、着付け・お茶の先生もなさっています。
1回目は挨拶・立ち居ふるまいなど日常生活に密着した内容に受講生は、真剣に聞き入っていました。

第6回講座「日常生活に必要な基本的マナー」-2-

(平成25年10月1日)

今回は、会食とパーティの際の和食と洋食のいただき方のマナー、慶事・弔事の封筒の表書き、金子の扱い、服装などについて小物を実際に使ってわかりやすく説明していただきました。

開放講座最終日ということで、修了証の授与式も行われました。